
やけど
やけど
知立南クリニックは、地域の皆様の健やかな肌を守るため、内科・皮膚科・美容皮膚科にて日々親身となって診療を行っております。患者様一人ひとりの声に耳を傾け、丁寧な診察と分かりやすい説明を心がけ、根気強く治療に取り組むことを大切にしています。愛知県知立市、刈谷市、安城市の皆様が、肌の不調から解放され、安心して日常生活を送れるよう、最新の知識と技術をもってサポートさせていただきます。
やけどでお悩みの方は、愛知県知立市・刈谷市・安城市の内科・皮膚科・美容皮膚科、知立南クリニックまでお気軽にご相談ください。
やけどとは、熱や化学物質、電気、放射線などによって皮膚が損傷する状態を指します。
特に日常で多いのは、熱湯や火、油による熱傷(ねっしょう)です。皮膚の深さによって損傷の程度が異なり、治療方法や治癒までの期間も変わります。
やけどは放置すると色素沈着や瘢痕(はんこん)、つまり傷あとが残ることがあります。また、痛みやかゆみが続くことで日常生活にも支障をきたします。
そのため、自己判断で市販薬だけに頼るのではなく、早めの受診が大切です。
やけどの原因は多岐にわたりますが、家庭内や職場での事故が多くを占めます。
例えば、家庭では料理中の油はね、熱湯をこぼした、アイロンに触れてしまったなどが代表的な原因です。
冬場のストーブやカイロによる低温やけども見落とされがちですが、皮膚の深部までダメージが及ぶことがあります。
特に皮膚が敏感な方やお子さまは、一見軽そうに見えても急に重症化する可能性があるため注意が必要です。
やけどの症状は、損傷の深さによって3段階に分類されます。
Ⅰ度熱傷は、皮膚の表面だけが赤くなる状態で、ヒリヒリとした痛みを伴います。日焼けもこの程度に分類されます。
Ⅱ度熱傷では、水ぶくれができたり、痛みがあります。
浅いⅡ度熱傷は比較的早く治りますが、深いⅡ度熱傷では治癒に時間がかかり、跡が残る可能性があります。
Ⅲ度熱傷は皮膚の深い部分まで達し、神経も損傷されるため逆に痛みを感じにくくなることがあります。
この状態になると、皮膚移植などの専門的な治療が必要になる場合があります。
やけどの治療は、損傷の深さと範囲によって異なります。
軽いやけどであれば、患部を流水で冷やすことが最初の処置になります。受傷直後は冷やすことで皮膚の奥まで熱が伝わるのを防ぎます。その後、感染予防のための塗り薬や、皮膚の再生を助ける軟膏を使用していきます。
中等度以上のやけどでは、専用の湿潤療法や軟膏治療、場合によっては内服薬による炎症や感染のコントロールも行います。
傷あとが残らないようにするには、治癒後に美白成分の入った外用剤や、レーザー治療など美容皮膚科的なアプローチも行います。
いずれの場合も、放置せずに早めに皮膚科を受診することで、傷跡や変色のリスクを最小限に抑えることができます。
1.丁寧な問診と診察
患者様の症状、発症時期、経過、既往歴、アレルギー歴、生活習慣などを詳しくお伺いし、丁寧に皮膚の状態を診察します。
原因の特定が難しい場合でも、様々な可能性を考慮し、適切な検査やアドバイスを行います。
2.最新の知見に基づいた適切な診断と治療
皮膚科医療は日々進化しています。知立南クリニックの皮膚科では、常に最新の医学的知見を学び、エビデンスに基づいた適切な診断と治療を提供しています。
3.分かりやすい説明と安心感の提供
治療内容や今後の見通しについて、保護者の方にもお子様にも分かりやすく丁寧に説明し、不安を取り除くよう努めます。
4.日常生活指導
治療の効果を高め、再発を予防するために、日常生活での注意点、スキンケアの方法、悪化因子の回避など、具体的なアドバイスを行います。
それぞれの症状に合わせた生活指導で、患者様が快適な日常生活を送れるようサポートいたします。
5.継続的なフォローアップ
治療の進捗状況を丁寧に確認し、症状の変化に合わせて適切な治療内容に見直しを行います。
必要に応じて検査を行い、治療効果を客観的に評価しながら、最適な状態を目指してサポートを継続いたします。
やけどを防ぐためには、日常生活でのちょっとした注意が大切です。
熱い飲み物や調理中の油はね、暖房器具の取り扱いには細心の注意を払いましょう。
特に小さなお子さまがいる家庭では、手の届く場所に熱源を置かない工夫が必要です。
また、冬場はカイロの長時間使用による低温やけどにも注意が必要です。皮膚に直接貼らず、こまめに位置をずらすようにしましょう。
美容機器を使用する際も、使用時間や出力を守ることが重要です。
Q.小さなやけどでも受診したほうがよいですか?
A.小さなやけどでも思ったより深いダメージを受けていることがあります。
水ぶくれがある、痛みが強い、赤みが引かないといった場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
Q.やけど跡は消えますか?
A.やけどの跡は、治療の早さや内容によって変わります。
早期に適切な処置をすることで、跡が残りにくくなります。
Q.自宅でできる応急処置はありますか?
A.まずは冷水で10分以上しっかり冷やすことが基本です。氷を直接当てるのは避けてください。
その後は清潔なガーゼなどで保護し、なるべく早く医療機関を受診してください。
Q.子どものやけどが心配です。小児も診てもらえますか?
A.もちろんです、知立南クリニックでは小児のやけどにも丁寧に対応しています。
小さなお子さまでも安心して治療が受けられるよう、年齢に応じた対応を行っております。
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