
手湿疹・手荒れ
手湿疹・手荒れ
知立南クリニックは、地域の皆様の健やかな肌を守るため、内科・皮膚科・美容皮膚科にて日々、診療を行っております。
患者様一人ひとりの声に耳を傾け、丁寧な診察と分かりやすい説明を心がけ、根気強く治療に取り組むことを大切にしています。
愛知県知立市、刈谷市、安城市の皆様が、肌の不調から解放され、安心して日常生活を送れるよう、スタッフ一同サポートさせていただきます。
手湿疹・手荒れ治療にご興味のある方は、愛知県知立市・刈谷市・安城市の内科・皮膚科・美容皮膚科、知立南クリニックまでお気軽にご相談ください。
手湿疹や手荒れは、手の皮膚に炎症やかゆみ、乾燥などが生じる一般的な皮膚疾患です。
手湿疹・手荒れは単一の原因ではなく、様々な要因が複雑に関連して発症します。ほとんどが生活などにかかわっています。その中で、外部からの刺激としては、洗剤やシャンプーに含まれる界面活性剤による皮脂の除去、消毒液、漂白剤、塗料などの化学物質との接触、アクセサリーや時計の金属による金属アレルギー、ゴム手袋の成分によるアレルギー、そして紫外線による皮膚バリア機能の低下などが挙げられます。
内部からの要因としては、アトピー素因による皮膚バリア機能の脆弱性、乾燥肌による刺激への弱さ、汗そのものや汗の蒸発による刺激と乾燥、精神的なストレスによる免疫機能やホルモンバランスの乱れなどが関与します。その他、頻繁な手洗いや摩擦による皮膚への物理的な刺激、特定の食物アレルギーも手湿疹の悪化要因となることがあります。
手湿疹・手荒れの初期症状は、手の乾燥やかゆみです。進行すると、皮膚がカサカサになり、細かいひび割れが生じます。
特に指先や手の甲に多く見られます。炎症により、皮膚が赤く腫れたり、熱を持ったりすることもあります小さな水ぶくれができ、破れるとじゅくじゅくとした状態になることがあります。強いかゆみを伴い、掻きむしると悪化しやすいです。慢性化すると、皮膚が厚く硬くなり、ゴワゴワとした質感に変化したり、皮膚がポロポロと剥がれ落ちたりします。これらの症状は、手のひら、指の関節、手の甲など、様々な部位に現れ、慢性化すると日常生活に支障をきたすことがあります。早期の適切なケアが大切です。
炎症を抑えるステロイド外用薬や保湿剤による外用療法は基本であり、症状の程度や部位に合わせて薬剤を選択します。強いかゆみや広範囲の炎症には、抗ヒスタミン薬などの内服療法を外用に加える事があります。慢性的な手湿疹には、特殊な紫外線を照射する光線療法を検討します。原因物質を特定するためのパッチテストは、アレルギー性接触皮膚炎の診断に有効です。さらに、刺激物の回避や適切な保湿、手洗いの見直しといった日常生活での注意点やスキンケア方法を指導する生活指導も重視しています。
1.丁寧な問診と診察
患者様の症状、発症時期、経過、既往歴、アレルギー歴、生活習慣などを詳しくお伺いし、丁寧に皮膚の状態を診察します。
原因の特定が難しい場合でも、様々な可能性を考慮し、適切な検査やアドバイスを行います。
2.最新の知見に基づいた適切な診断と治療
皮膚科医療は日々進化しています。知立南クリニックの皮膚科では、常に最新の医学的知見を学び、エビデンスに基づいた適切な診断と治療を提供しています。
3.分かりやすい説明と安心感の提供
治療内容や今後の見通しについて、保護者の方にもお子様にも分かりやすく丁寧に説明し、不安を取り除くよう努めます
4.日常生活指導
治療の効果を高め、再発を予防するために、日常生活での注意点、スキンケアの方法、悪化因子の回避など、具体的なアドバイスを行います。
それぞれの症状に合わせた生活指導で、患者様が快適な日常生活を送れるようサポートいたします。
5.継続的なフォローアップ
治療の進捗状況を丁寧に確認し、症状の変化に合わせて適切な治療内容に見直しを行います。
必要に応じて検査を行い、治療効果を客観的に評価しながら、最適な状態を目指してサポートを継続いたします。
手荒れ予防には、刺激物を避け、保護と保湿が重要です。
炊事・洗濯時はゴム手袋(アレルギー時はビニール手袋)を着用し、手洗い後や水仕事後には保湿剤を丁寧に塗りましょう。
乾燥しやすい指先や手の甲は特に念入りに塗りましょう。手洗いはぬるま湯で刺激の少ない石鹸を使い、優しく洗い、清潔なタオルで丁寧に拭きましょう。爪は短く清潔に保ち、無意識の掻き壊しを防ぎます。外出時は日焼け止めで紫外線対策を。また、ストレスは手湿疹を悪化させるため、適度な休息やリフレッシュを心がけ、バランスの取れた食事で皮膚の健康を保ちましょう。
Q.手湿疹は人にうつりますか?
A いいえ、手湿疹は感染症ではないため、人にうつることはありません。
ただし、水疱を伴う場合など、二次的な細菌感染を起こしている場合は、感染の可能性がありますので注意が必要です。
Q.市販の薬で治りますか?
A 軽度の手荒れであれば、市販の保湿剤や弱めのステロイド外用薬で症状が改善することもあります。しかし、症状が改善しない場合や悪化する場合は、自己判断で使用を続けず、皮膚科を受診してください。
Q.手湿疹を繰り返してしまうのですが、どうすれば良いですか?
A 手湿疹を繰り返す場合は、原因が特定できていない可能性があります。皮膚科を受診し、パッチテストなどの検査を受けることをお勧めします。
また、日常生活での刺激を避け、適切なスキンケアを継続することが重要です。
Q. 妊娠中でも治療できますか?
A 妊娠中や授乳中の方でも、使用できる外用薬や内服薬があります。自己判断で使用せず、必ず医師に相談してください。知立南クリニックでは、患者様の状態に合わせて安全な治療法をご提案します。
Q.手湿疹の治療期間と費用は?保険は適用されますか?
A 治療期間は症状によって異なります。保険が適用されますので、詳細な費用は診察時にご確認ください。
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