糖尿病の症状には下記のようなものが挙げられますが、
初期には自覚症状がないことが多く、
症状が現れている方は既に糖尿病が進行している可能性があります。
気になる症状のある方は当院までご相談いただければと思います。
疲れやすい
インスリンの働きが弱くなると、細胞にブドウ糖を取り込めなくなり、エネルギー不足となります。そのため、疲れやすくなります。
手足の感覚低下
血糖値が高い状態が続くと、末梢の神経に必要な酸素や栄養が送られなくなるため、手足にしびれを感じるようになったり、感覚が低下していくことがあります。
傷がなかなか
治らない
血糖値が高い状態が続くと、次第に免疫機能も低下します。その結果、傷がなかなか治らないという場合があります。
合併症
糖尿病に気づかないまま放置していると、
さまざまな合併症を引き起こす危険性があります。
糖尿病患者さんに代表的な合併症が下記の通りです。
糖尿病性腎症
血糖値が高い状態が続くと、腎臓の機能が徐々に低下し、最終的に慢性腎臓病や腎不全になる可能性があります。
糖尿病性網膜症
血糖値が高い状態が続くと、網膜の血管にも異常をもたらします。このため、視覚障害のリスクが高まります。
糖尿病性神経症
血糖値が高い状態が続くと、神経にも障害が起こり、足のしびれなどが現れます。