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検査

当院での脂質異常症の診断は、
血液検査やABI検査、
エコー検査によって行われます。

血液検査

コレステロール(総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、non-HDLコレステロール)、トリグリセリドの値を測定する検査です。総コレステロール220mg/dL以上、LDLコレステロール140mg/dL以上、HDLコレステロール40mg/dL未満、non-HDLコレステロール170mg/dL以上、トリグリセリド150mg/dL以上の場合、脂質異常症の可能性が高いといえます。

ABI検査

手足4箇所の血圧を調べる検査です。この検査により、閉塞性動脈硬化症かどうかを知ることができます。閉塞性動脈硬化症とは、下肢の動脈が狭窄することにより足の痛みやしびれ、皮膚の変色などの症状が現れる病気です。脂質異常症の患者さんは下肢の動脈が狭窄していることがあるため、検査として用いられています。

エコー検査

腹部大動脈や他の血管の状態を調べるため腹部エコーを行います。また頸動脈エコー検査は、頸部の動脈の状態を評価するために行われます。動脈に狭窄が見られる場合、動脈硬化が進行しており、脂質異常症のリスクが高まっていると考えられます。