健康診断で異常を指摘された後、
放置していませんか？
check
健康診断の結果で異常を指摘されていても、医療機関に行かずに放置していませんか？
検査結果に「要受診」や「要精密検査」などの表記があるのに放置していると、
その後重大な病気を引き起こす可能性があります。
特に、生活習慣病の場合は自覚症状がなく進行していくため、
検査結果をよく確認することが必要です。
健康診断の検査結果の見方
異常なし
正常な範囲にあるため、問題はありません。
要経過観察／
要再検査
異常があるものの、緊急に治療が必要というわけではありません。
数か月～1年後などに定期的な検査を行い、経過を把握する必要があります。
要精密検査
詳細な検査が必要な状態です。
早めに医療機関を受診する必要があります。
要治療
既に治療が必要な異常があるため、速やかに専門医の診察を受けましょう。
健康診断の検査項目の見方
血圧
収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHgの場合、高血圧と診断されます。初期には自覚症状がないため、頭痛、めまい、視覚障害などの症状が出る頃には既に病気が進行しており、突然、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことがあります。高血圧症の可能性を指摘された方は、早めの診察をお勧めいたします。
コレステロール
LDLコレステロールと中性脂肪の値が高い場合は脂質異常症となります。脂質異常症は動脈硬化のリスクを高め、放置すると心臓疾患や脳血管障害など重篤な疾患を引き起こす可能性があります。初期に自覚症状がないため、気づいたころには動脈硬化が進んでいることが多いです。早めの診察をお勧めいたします。
血糖値
空腹時の血糖値が126mg/dL以上の場合、糖尿病と診断されます。
糖尿病は重篤な合併症を引き起こす可能性があり、知らぬ間に健康への悪影響を及ぼすため、「サイレントキラー」とも呼ばれています。
初期症状がないからこそ、健康診断などを定期的に受け糖尿病の可能性に気づき、医師の診察を受け、血糖値をコントロールしていくことが必要です。
尿酸値
尿酸値が基準（7mg/dl）よりも高い場合は、高尿酸血症の危険性が高まります。
高尿酸血症自体は自覚症状がありませんが、放置していると、尿酸が徐々に関節に溜まっていき、その後痛風という症状が現れたり、腎障害や尿路結石といった合併症を引き起こす可能性があります。
医師の診察を受け、尿酸値をコントロールしていくことが必要です。
ビールなどアルコールの摂取に気を付けていきましょう。
尿検査
さまざまな病気の危険性がありますので、各項目に異常がある場合は速やかに受診してください。
尿蛋白・尿潜血に異常があった場合：膀胱や尿管、尿道など尿路に病気があるか、腎臓の病気の可能性があります。
尿糖に異常があった場合：糖尿病や甲状腺機能亢進症の可能性があります。
尿沈渣に異常があった場合：腎臓の病気、尿路の病気、急性肝炎、閉塞性黄疸などの病気の可能性があります。
尿比重に異常があった場合：糖尿病や心不全、脱水症、慢性腎炎、腎不全の可能性があります。
肝機能
AST、ALT、y-GTPの数値が基準値より低い場合、肝機能障害の可能性があります。肝機能障害は慢性の状態となるとほとんど自覚症状がありませんが、肝臓の内部では病気が進行していき、いずれ肝硬変、肝不全、肝臓がんなどへ繋がる危険性があります。原因としては飲酒、脂肪肝、ウイルス感染などが考えられます。早急に専門医の診察を受けてください。
心電図
心電図異常との結果が出た場合は、虚血性心疾患や不整脈といった心疾患の可能性があるため、精密検査を受ける必要があります。心疾患は無症状であっても、突然死を引き起こす非常に危険な病気です。早めに専門医を受診してください。
メタボリックシンドローム
内臓脂肪の蓄積により、高血圧や糖尿病といった生活習慣病を合併している状態をいいます。腹囲が男性であれば85cm以上、女性であれば90cm以上の場合、注意が必要です。動脈硬化が進行しやすい状態のため、専門医の診察を受けることをおすすめいたします。疑問や不安がある場合は、医師に相談し、適切な検査や治療を受けるようにしてください。
健康診断で気になる
項目のある方は
お気軽に当院にお越しください
早期発見・早期治療のためにも、
健康診断で気になる項目のあった方は
ぜひ一度医師にご相談ください。
予約していただくと待ち時間少なく診察を受けていただけます。
予約なしでも受診可能です。
また、当院で健康診断を受けたいという方は
こちらのページをご確認いただければと思います。
お支払方法
知立南クリニックでは、
下記のお支払方法が可能です。
現金
現金でのお支払い
クレジットカード
VISA/Mastercard